禁煙補助薬チャンピックス。まだ世に出てから数年ではあるが、その成功率の高さは従来の禁煙補助薬よりも遥かに高いようです。ここでは、チャンピックスの特徴を紹介します。

病院でもチャンピックスを出す時はヒヤリハットに注意

禁煙外来の病院病院でのヒヤリハットは、薬の受け渡しや注射時などに量を間違えてしまうことを言います。もともとは直前で気づくことを言いますが、薬の場合には、医師や薬剤師が間違っていることに患者が気づかずそのままの量を飲んでしまい、あとでそれを聞いたが特に健康被害もなかった、というケースも含まれます。チャンピックスの場合、この薬は非常に効果が高いですから、逆に言えば副作用の可能性もありますので、間違えて多い量を飲んでしまうと予想以上の事が起きてしまう危険もありえます。飲む患者の方も十分注意しておくようにします。チャンピックスは、開始してからの日数によって回数や錠数に違いがあります。初めの3日間は0.5mgを1日1回、食後に飲みます。この場合は、朝昼晩いつの食後でもいいことになっています。4日目から7日目までは同じ0.5mg錠ですが、回数が1日2回になります。飲むタイミングも朝夜の食後とされます。ここまでは言わば禁煙の準備期間であって、8日目からが本当の禁煙開始です。これまではあくまで「禁煙一週間前から飲み始めていた」というわけです。8日目からは1mg錠に変わります。1日2回、朝夜の食後に飲んでいきます。これを原則12週まで続けます。12週というのは保険診療であって、その後は自費ですが薬自体は必要に応じて24週まで飲むことができます。このように、チャンピックスというのは飲み方が大変複雑で、数字の変化も細かいですので、病院でのヒヤリハットも起こりやすいと考えられます。特に、0.5mg錠と1.0mg錠が日にちによって変わりますし、2回に分けて朝と夜、食後に飲むなどは勘違いしやすいところです。大きな病院でよかれと思って手書きで説明してくれたものが、実は細かな点で間違えていたという可能性も、絶対起こり得ないとは言えませんので、ヒヤリハットがないか患者の側でも注意しておくことが必要です。